レシピ・作り方
最後に乳酸キャベツの作り方・レシピですが、これが簡単なのも乳酸キャベツの大きな魅力です。基本的には、千切りしたキャベツに塩と砂糖をもみ込んで、後は発酵するまで漬けておけばいいのです。
それでは味気ないですから、もう少し詳しいレシピを書きましょう。材料は、キャベツ:1玉、塩:小さじ4杯、砂糖:小さじ1/2杯です。更に、ポリ袋(ジップロック系)、重り1.5キロ(500mlペット3本でOK)、ジャーなどの保存容器を用意してください。
まず、キャベツは細かく千切りにします。このキャベツ半分と塩半分をジッパー袋に入れてよく混ぜあわせます。後から残りのキャベツと塩、砂糖全量を加えて更にもみ込んでください。感触がシンナリしてきたら、ジッパー袋内の余分な空気を抜き、真空のような感じにしてから、しっかり口を閉じます。
この状態の袋の上に重りをのせて、直射日光の当たらない場所で、常温で漬けていきます。味見してみて酸味や泡の状態を確認し、ばらつきはありますが1~5日で発酵してくるので、それで完成です。
完成した乳酸キャベツはジャーに移し(清潔なビンでも可)、冷蔵庫へ入れれば、状況次第ですが約1か月は保存も可能です。味付けとして、唐辛子やコショウ(ブラックペッパー)など、スパイスを加えても構いません。
食べ方ですが、そのまま漬物として食べても構いませんし、固まり肉といっしょに煮るのもお勧めです。更に、他の発酵食品との組み合わせ(チーズをかける、納豆と合わせる)もさらに菌力がアップするのでお勧めです。